サルト

サルトって、どんな所から来ているんだろう。

サルトは、サンスクリット語で商人やキャラバン隊長を指す「サールタヴァーハ Sārthavāha」に由来し、遊牧民が都市住民を指して使った呼称に起源を持つと考えられている。

「サルト」の呼称が最初に使われ出した時期は、定住民のウイグル人やソグド人を指して使われた、8世紀から9世紀ごろであると考えられている。文献上の最初の用例は、1070年のテュルク語による『クタドゥグ・ビリク』とされる。同書において、「サルト」は、カシュガルの定住民を指して使われており、この時代の用例で、サルトがイラン系、テュルク系のムスリム定住民の総称として使われていたことが分かる。

13世紀にはじまるにモンゴル時代には、モンゴル語やテュルク語で中央アジア方面をサルタウル Sarta’ul またはサルタグル Sartaγul などと呼んでいたそうだ。